平成26年度「測量の日」における功労者感謝状受領

平成26年6月1日(日曜日)に、つくばの国土地理院本院にて、NPO法人全国GIS技術研究会が標題の感謝状を受領しました。当日の様子をお伝えしながらご報告致します。
 
国土地理院では、測量・地図に対する国民の一層の理解と関心を高めることを目的として、平成元年度から、測量・地図に関する普及・啓発に顕著な功績のあった団体又は個人に対し国土地理院長から感謝状を贈呈しています。
 
当NPOへの評価は…
「地域GIS(地理情報システム)の普及・発展等を目的として、全国6 ブロックにおいて、主に地方公共団体を対象に地域の特性を踏まえたGISの導入の支援を実施しており、平成14 年度から今日に至るまで、全国縦断地理空間情報活用セミナー(当初は、全国縦断GISセミナー)を全国各地で継続的に開催し、地方公共団体等の実務面でのGISや地理空間情報の普及・活用促進に大きな貢献をしている。」
 
碓井理事長は、受賞にあたり、次の謝辞を述べられました。
「今回の受賞は、このNPO活動の社会的価値が認められたものであり、非常に光栄に存じます。今後も地理空間情報を活用できる人材育成を通して、地方経済の活性化、来るべき巨大地震に備えての地域防災力や地域レジリエンス力の向上のためになお一層の研鑽をし、地方から日本を元気にしたいと考えております。」
 
受賞に立ち会った宮島専務理事は、これまでの活動を振り返り、感想を述べられました。
「継続は力なり・・」を実証した受賞と受け止めています。1997年から今は亡き高畠さんと全国各地でセミナーを延べ100回近く行いました。1999年の北海道技術研究会発足から3年掛けて全国6ブロックで研究会が立ち上がり、その記念事業で「全国縦断GISセミナー」を当時の地理情報システム学会会長碓井先生にお願いしてスタートしています。今回の受賞を一番喜んでおられるのは天国の高畠さんです!先般北海道セミナーの翌日、碓井理事長と二人で岩見沢のご自宅に行き、線香をあげさせて頂きました。
個人受賞の市川市大場さんと連携して、今回の受賞に恥じない活動をこれからも継続したいと思います。
 
わたしたちNPO法人全国GIS技術研究会の会員は、今回の受賞を励みに、GIS産業の発展、G空間社会の実現をめざし、更なる努力邁進し、安全で豊かな国土づくりに貢献して参ります。